第十三章 理想の民家はどこにある?  | 朝霞市・志木市・新座市・和光市・練馬区・板橋区等の注文住宅

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第十三章 理想の民家はどこにある? 

To#です。今日は書籍を2冊ご紹介します。写真左は今和次郎著「日本の民家」岩波文庫。同書の初版は1922年、いまから96年も昔に民家について書かれた日本で最初の本で、著者自身が日本中を取材し記録した大正当時の日本の住宅と暮らしぶりがたくさんのスケッチとともに紹介されています。当初著者は民俗学者柳田国男らと伴に調査を開始、その後政府(農商務省)の資金によって独自調査を続けたということで、農地行政の方針を探る調査の一環だったとのことですが、田園住宅…都市と農村をつなぐ新しい住まいのあり方…を追い求めていた著者の努力と情熱には、ただただ感動します。

右側は「今和次郎・日本の民家再訪」平凡社、瀝青会による「日本の民家」に紹介された住宅の90年後の現在の姿を確かめる調査報告書。名も無き小さな住宅達やその生活ぶりがどのように変化しているか、また今和次郎がどのような思いで調査を続けていたのだろうかを、写真やスケッチにて紹介しています。90年前の民家が現存していて感激と興奮とを報告しているケース、集落自体が消滅し全く分からなかったケース。そんな中で、このブログ記事のタイトルにした第13章「理想の民家はどこにある? 東京近郊にて 」に紹介されたさいたま市の民家は、建て替えられているものの、間取りやたたずまいが受け継がれ、大正から昭和平成と時代の流れに翻弄されながらも地域に根付いた清々しい民家として報告されています。

さて、当社の所在地朝霞市にも、重要文化財「旧高橋家住宅」が修復復元の上公開されています。いにしえの生活を知り現代の生活のを省みれたり、地域の気候風土に順応した建物のたたずまいは、設計をする上でさまざまなアイディアを呼び起こしてくれます。

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