木の椅子の記憶 | 朝霞市・志木市・新座市・和光市・練馬区・板橋区等の注文住宅

お知らせ・コラム

木の椅子の記憶

手や体に触れるところは丸くすり減っていて、角はぶつけられて傷だらけ。
座るとギシっとゆがむから、体を揺らしてわざと音を立ててみる。
ぺちょっとした湿った肌ざわりは、ひんやりしているけど冷たくはない。
昭和40年台の保育所や学校の子ども用の木の椅子の記憶がよみがえりました。

To#です。パナソニック汐留ミュージアムにて開催中の「子どものための建築と空間」展へ。明治から現代までの保育施設、学校、公園や遊具、出版物の変遷の展示。少年雑誌付録の紙の模型(戦艦三笠)と、西池袋の自由学園明日館の食堂の椅子の展示に心動かされました。しかしパネル展示主体で少々物足りなく感じてしまい、帰りがけに明日館に寄ることに。

自由学園明日館は、1922年、フランク・ロイド・ライトの設計。国の重要文化財にも指定されています。汐留ミュージアムに展示されていた椅子は、ダイニングチェアのオリジナル。明日館では、汐留に展示している旨の張り紙がありました。
写真は1922年当時の子ども用の食堂椅子とそれをモチーフに制作販売されている大人用の椅子。「やっぱり無垢の木材はいいなぁ」と感じるのは昭和生まれのノスタルジーでしょうか。

明日館に来ていつも感じるのは、光と陰のバランスの逆転です。我々の住宅もこの位暗くてもいいのではといつも思ってしまいますが、実現するのはかなりむずかしそう。

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