安心して暮らせる家を建てるために知っておきたい「直下率」の重要性 | 朝霞市・志木市・新座市・和光市・練馬区・板橋区等の注文住宅

家づくりお役立ちコラム

安心して暮らせる家を建てるために知っておきたい「直下率」の重要性

2019年4月26日カテゴリ: ,


安心して暮らせる家を建てるために知っておきたい「直下率」の重要性

日本は地震の多い国として知られ、ここ数年だけでも大地震による大きな被害が起きています。

これから注文住宅を建てるのなら、大地震に耐えられる強い家を作りたいですよね。倒壊しにくい頑丈な家を作りたいのなら、耐震や制震だけでなく「直下率」にも注目しておくことが大切です。

この記事では直下率の重要性や計算方法について解説していきます。

住宅の「直下率」の重要性とは?

住宅を立てるときには間取りや動線、空間デザインばかりを重要視してしまいがちですが、災害に強い家を建てることも大切です。

特に、地震に強い家を建てるのならば、直下率は必ずチェックしておきたいですね。建物の直下率というのは、1階と2階でつながっている柱や壁がどれだけ多いかを示す数値です。
家の柱や壁は、1階と2階の間でつながっていれば強度が増し、つながっていなければ強度が下がります。
1階と2階で間取りが大きく変わるような住宅の場合、上下の階で同じ柱や壁を使うことができません。
しかし、階ごとに柱や壁の位置を切り替えると住宅の強度が低くなってしまうのです。
安心して生活できる家を建てるためには、設計段階で柱や壁の直下率をチェックしておくことが大切です。

住宅の直下率はどう計算される?

柱直下率というのは、2階に作られた柱の下に1階の柱がどれだけあるかを表す数値です。
柱直下率の計算式は「1階と2階で同じ位置に作られた柱の本数÷2階の柱の本数×100」となっています。柱直下率は50%以上であることが望ましいとされています。壁直下率は、2回の壁の下に1階の壁がどれだけあるかを表す数値です。こちらも、柱直下率と同じように「1回と2回で同じ位置に作られた壁の長さ÷上階の壁の長さ×100」という計算式で求められます。壁直下率は60%以上を確保するべきとされています。

直下率と耐震等級のバランスが大切

安心して暮らせる家を建てるために知っておきたい「直下率」の重要性

万一の事態が起きても倒壊しにくい住宅を作るためには、プロの建築家に耐震等級と直下率の双方をチェックしてもらうのがおすすめです。

熊本地震などの大地震では、耐震強度基準を満たしている住宅が倒壊した事例もあります。熊本地震で倒壊した住宅を調査した結果、柱の直下率は47%、壁の直下率は17%程度にとどまったのだそうです。現在の建築基準法には、柱と壁の直下率に関する規定は特にありません。

しかし、数々の地震被害から、住宅の直下率の重要さが少しずつ認識されるようになってきました。今後、直下率に関する規制が建築基準法に盛り込まれる可能性は高いといえるでしょう。

現在の建築基準法に住宅の直下率に関する規制はありませんが、一般的には柱直下率50%、壁直下率60%を確保することが望ましいとされています。これに加え、耐震等級が最高等級の3を確保している状態ならば、万一大地震が起きても倒壊しにくく安心です。これから注文住宅を建てる方は、耐震強度だけでなく直下率にも着目してみてくださいね。

月別コラム

ページ上部へ戻る