家を建てるなら知っておこう! 防火と耐火の違い | 朝霞市・志木市・新座市・和光市・練馬区・板橋区等の注文住宅

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家を建てるなら知っておこう! 防火と耐火の違い

2019年2月28日カテゴリ:


家を建てるなら知っておこう! 防火と耐火の違い

「防火構造」と「耐火構造」の違いをご存知でしょうか?両方、火災に強いことはイメージできますが、具体的にどう違うかはあまり知られていません。

正しく意味を理解することで、自分の建てる家が火災に対してどういう耐性をもっているのか、いざというときどのように対応したらいいのかを知ることができます。

防火構造と耐火構造の意味と違いをご説明します。

防火構造と耐火構造の意味

防火構造とは

防火構造とは、建物の周囲で火事が起きたときに、火が燃え移ったりして延焼するのを防ぐための構造です。具体的には、防火機能をもつ塗料や石こうボードなど、防火性の材料を使って造られた外壁や軒裏を指します。都市部では隣家との距離が間近な地区も多くありますので、常に延焼による大火災の危険があります。そんな中で、被害を最小限に抑えるために、火災が広がるのを抑制するのが防火構造の役割です。

耐火構造とは

耐火構造とは、建物の内部で火事が起きたときに、周囲への延焼だけではなく、建物自体の倒壊を防ぐ構造のことです。鉄骨造やレンガ造で、壁や柱、床などの主要構造部が火災にあっても変形や破損することがなく、部位や階高によって30分から3時間の耐火性能が定められています。鎮火するまで、もしくは建物の中の全員が避難するまで建物が壊れないようになっているのです。学校や、大勢の人が利用するビルなどにある防火扉も耐火構造のひとつです。

防火構造と耐火構造の違い

防火構造は隣家などで生じた火災に対応し、耐火構造は建物の内側や建物自体で生じる火災に対応します。このため耐火構造のほうが、火災に対して求められる性能がより高いものになっています。オフィスやショッピングモールがある高層ビルなど、不特定多数の人が出入りする建物は耐火構造が義務付けられています。火災に強い耐火構造ですが、造るのには費用がかかりますので、一般住宅には向きません。鉄骨造やレンガ造は木造建築に比べると重いので、固い地盤の上でなければ建てられませんし、地盤が弱い場合には補強しなくてはならないからです。結果として、住宅は防火構造のものがほとんどになります。防火構造は延焼を防ぎますが、家の中から火災が起きたときの耐久性は耐火構造ほど高くありません。燃え広がり、家が倒壊する危険がありますので、緊急時には即座に避難しましょう。

防火地域とは

家を建てるなら知っておこう! 防火と耐火の違い

住宅火災に対応するにあたり、もう一つ知っておきたい用語として「防火地域」があります。

防火地域とは、建物に対して耐火や防火の性能基準が定められている地域です。都市中心部などの人や車の通行量が多い地域や、災害時に緊急車両が走行する幹線道路沿いの地域が指定され、建築物は耐火構造にする必要があります。「準防火地域」というものもあり、こちらは住宅密集地で指定されます。建てる家の高さなどによって耐火、防火構造の基準が設けられていますので、住宅を建てる際は、その地域がこれらに指定されていないか事前に注意が必要です。

家を建てる際には、いざというときのために家の防火性、または耐火性の有無や強度をしっかり確認しましょう。防火地域や準防火地域に指定されていなくても、住宅ローンや火災保険に入る基準として、一定の防火や耐火性能を求められていることが多いという点にも注意が必要です。

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