省エネ性の最高基準? パッシブハウス作りのポイント | 朝霞市・志木市・新座市・和光市・練馬区・板橋区等の注文住宅

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省エネ性の最高基準? パッシブハウス作りのポイント

2019年2月22日カテゴリ: ,


省エネ性の最高基準? パッシブハウス作りのポイント

近頃は環境にやさしい住まいが人気です。中でも「パッシブハウス」は自然の力を利用することでエネルギー消費を極めて少なくする住まいとして、世界で注目されています。

もともとドイツで生まれた考え方ですが、日本の環境にうまく当てはめることで、高い省エネ性能をもった住宅を建てることができるのです。

パッシブハウスとはどのようなものか、建てる際のポイントをご紹介します。

パッシブハウスとは

パッシブハウスは直訳すると「受動的な家」という意味になります。家電を利用して省エネにつなげるスマートハウスとは違い、高性能の熱交換機による空調設備と風や太陽光といった自然の力を受けて家の中を快適に保つ構造になっているのがパッシブハウスです。
家自体の構造によって暖かさや涼しさを生み出すため、冷暖房機器の使用を極力抑え、環境にやさしく省エネにつなげることができる家作りになっています。

パッシブハウスを建てる際のポイント

高断熱・高気密

パッシブハウスを建てる際に押さえるべきポイントとしては、高い断熱性能と気密性を確保するということがあります。壁を断熱性の高い素材で作ることで、夏は日差しを遮熱し、冬は熱損失を防ぐのです。外気温の影響を受けづらくすることで冷暖房効率を高めてエネルギー消費量を抑えることができ、冷暖房を使用しなくても快適な室内温度を保つことができます。気密性を高め、隙間風が吹き込んだり、暖かい空気が逃げたりするのを防ぐことも重要です。

太陽熱の利用と遮蔽

太陽の熱や光をうまく利用することがパッシブハウスで快適に過ごすポイントになります。
例えば、住まいの南側に窓を大きくとれば、太陽熱を取り込んで室温を快適に保つことができます。自然光が十分に入ることで余分な照明をつけなくとも室内が明るくなるでしょう。
逆に、日当たりの悪い部屋の窓は最小限に設置するようにすれば、取り入れた熱を逃がさないようにできます。

ただし、夏場に太陽熱を取り入れすぎると室温を過度に上げてしまうので、適度に遮蔽が必要です。窓に庇や軒、ルーバーや外付けのブラインドなどを設置して、季節に応じて太陽光をうまく利用するのがポイントです。

熱交換換気システム

省エネ性の最高基準? パッシブハウス作りのポイント

高気密のパッシブハウスでは、熱交換ユニット付きの換気システムが必要になります。フィルターを通した新鮮な空気を取り入れ汚れた空気を排出することで、結露やカビを防止しクリーンな室内環境をつくります。給気と排気の際に熱移動を行い、寒い空気を暖かい空気に換えてから室内に入れるのが特徴です。

初期の設備投資は必要ですが、熱交換自体には光熱費がかからないので、効率よく家の中の換気と保温ができる優れものです。換気システム自体は洗濯機サイズの本体と本体から各部屋へつながるダクトになります。天井据え付けなどさまざまなタイプがありますので、生活スペースに影響がないように、間取りに組み込む必要があります。メンテナンスについては、定期検査は必要ですが、日頃の手入れとしてはエアコンや換気扇フィルターの掃除で十分です。

パッシブハウスは自然の力によって室内環境を快適に保つため、非常に省エネ性能の高い住宅ですが、建てる際には設計段階で施工内容をよく検討することが重要です。通常の住宅に比べて構造材、断熱材、気密材など、住宅の躯体強化に費用がかさみますので、その土地に応じた断熱・気密性のレベルを見極めて設計することがコストを抑えるポイントになります。

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