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木造住宅は意外と火事に強いって本当?木が火事に強いメカニズムとは

2018年9月7日カテゴリ:


建築中の木造住宅

新しい家を建てるときに、木造住宅は「火事に弱い」「燃えやすいから」というイメージを持たれ、敬遠されがちです。

逆に、鉄骨は炎を近づけても燃え上がることがないので、火事のときも安心と考えている人が多いものです。
しかし、実は木造住宅は火事に強いといわれます。

この記事では、木造住宅が火事に強いといわれる理由について解説していきます。

木造住宅は意外と燃えにくいって本当?

「木造住宅は燃えやすい」というイメージは根強いものです。
しかし木造住宅には、火事が起きたときに燃えて崩れるまでの時間がかなり長いという特性があります。
同じサイズの木と鉄に、住宅と同じような荷重をかけながら燃やすと、鉄は5分後には強度が半分以下になります。
さらに10分後には元の強度の20%程度になり、荷重で曲がってしまうのです。

しかし、木は10分燃やし続けても表面が炭化するのみで、内側までは燃えずに80%程度の高い強度をキープします。燃えた木の表面が炭化するとそれがバリアのような役目を果たし、内側の部分に炎によるダメージが到達しにくくなるのです。

この性質のおかげで木は燃えても一気に強度が下がることがないため、万一の火事のときに避難のために十分な時間をかけられます。崩れ落ちる前に消火ができれば被害も最小限におさえることができます。

木造住宅は有毒ガスの発生量が少ない

火災のときに、家が燃えることによって発生した有毒ガスが原因で意識喪失が起きるケースは意外と多いもの。
一酸化炭素のほか、塩化水素やアンモニアといった有毒ガスを吸い込み意識を失ってしまうことが、火事の恐ろしさといえます。木造住宅は自然素材なので、火災時の有毒ガスの発生をおさえられるというメリットがあります。
もちろん木が燃えれば一酸化炭素や二酸化炭素は発生しますが、人工素材に比べると有毒ガスの発生量はかなり少なく、火事が起きたときの意識喪失を防げるのです。

火事に強い住宅を建てるためのポイント

建築中の木造住宅

木造住宅がいくら火事に強いといっても、木材が炭化するほどの火事が起きてしまったらそのあと住み続けるのは難しいものです。
木造住宅のメリットはあくまで、火事が起きてから家の耐久性が落ちて崩れ落ちるまでの時間が長く、十分な避難時間を稼げるという点にあります。

これから家を建てるという人は、火事に強い準耐火建築物として設計建築するのがおすすめです。火事に強い家を建てることに加えて、火事に遭わないよう火の取り扱いに十分気をつけることも大切です。また、家を建てるにあたって地域の人とコミュニケーションを取ることも、もらい火や放火といったトラブルを防ぐことにつながります。

木造の家には、火事に遭ったときでも十分な強度を保ってくれるというメリットがあります。
住宅を建てるのなら、いざというときに安心できるよう安全性に十分気を配りたいものです。
万一の火事に備えて、木造住宅を建てるという選択をしてみてはいかがでしょうか。

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