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「珪藻土」の塗り壁、メリットとデメリットは?

2018年8月10日カテゴリ:


「珪藻土」の塗り壁、メリットとデメリットは?

近年では、珪藻土や漆喰を用いた昔ながらの塗り壁が再注目されています。

珪藻土とは、植物プランクトンの死骸が海や湖の底で堆積し、土のようになったものです。珪藻土と漆喰にはそれぞれ異なる特徴があり、それらをよく理解することでより理想の住まいづくりができると考えられます。

今回は珪藻土に焦点を当て、メリットやデメリットをいくつかご紹介するとともに、漆喰との違いについて解説します。

珪藻土の塗り壁にみられるメリットとは

1.部屋の湿度を調節できる

珪藻土には無数の小さな穴が空いており、湿気を吸収したり放出したりする働きがあります。これにより湿度を40~60%前後に保つことができるだけでなく、結露対策にも有効な建材です。

2.脱臭・消臭の効果がある

家の内装に珪藻土を用いることで、室内でペットを飼って5年以上経っても臭いが気にならないという声もあるくらい、脱臭・消臭の効果が高いといわれています。臭いの元である分子は空気中の水分(湿気)に溶ける性質があり、それを珪藻土が吸収することで臭いが消えるという仕組みです。逆に湿気を放出する際に臭いが発生しないのかという疑問も浮かびますが、湿気が放出されるスピードが極めて遅いので、人間が気づくことはありません。

3.耐火性が高い

珪藻土は断熱レンガや七輪の原料にも用いられることから、耐火性が非常に高いことで知られています。耐えられる温度はおよそ1,250℃といわれており、断熱性・保温性にも優れているのも魅力です。

珪藻土の塗り壁にみられるデメリットとは

1.比較的劣化しやすい

一般的な壁紙やビニールクロスと比べると、劣化しやすいというデメリットがあります。こするだけで粉がボロボロと落ちるため、ペットや子どものいる家庭では壁紙ではなく、天井などの普段手の届かないエリアに珪藻土を活用するのがおすすめです。

2.シミなどの汚れが落としにくい

珪藻土はその吸湿性の高さゆえに、水分を含んだ汚れをよく吸収するため、掃除がしにくい可能性が高いといえます。醤油などをこぼしてしまった場合、染み込んで取れなくなってしまうので日常生活において注意が必要です。

3.コストがかかり、仕上がりは職人の腕次第である

塗り壁は、一般的な壁紙などと比較すると工期が長くかかり、手間がかかる分施工費も割高です。また、職人の技術力によって仕上がりに差が出ます。珪藻土は漆喰よりも施工が簡単とはいわれていますが、天然素材を使用することもあり、100%自分のイメージ通りに仕上がるとは限りません。

珪藻土と漆喰はどう違うのか?

「珪藻土」の塗り壁、メリットとデメリットは?

漆喰は、原料そのものが固まる性質を持っているため余計な接着剤などを添加する必要がないのが特徴です。
対して珪藻土にはその性質がないので、石灰やセメント、合成樹脂などを混ぜて硬化させています。そのため、家を建てるにあたって可能な限り“無添加”にこだわりたいのであれば、漆喰の方がおすすめです。
しかし、吸湿性や消臭・脱臭などの効果に関しては珪藻土の方が高く、原料も漆喰よりも安いので、手軽に塗り壁のメリットを取り入れたい方は珪藻土を選ぶといいでしょう。

「自然」「エコ」「健康」などを意識したライフスタイルに注目が集まる中、天然素材を用いた安全な家づくりがしたいと考える人も増えています。

部屋中をぐるりと囲む壁や天井は、暮らしの中で無意識に目に入る重要な部分です。塗り壁にすることで、そのナチュラルな風合いから部屋全体に温かみのある雰囲気が生まれます。また見た目だけでなく、家族と安全・快適に過ごせる優れた機能も見逃せません。家づくりにおいて塗り壁に興味がある方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。

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